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バルトレックスはヘルペスにしか効かない?

薬を飲んでいる女性

バルトレックスは有効成分をバラシクロビルにした抗ウイルス薬で、体内で増殖して暴れるヘルペスウイルスに特化した飲み薬となっています。
人間に感染するヘルペスウイルスは8種類が確認されており、その中で単純ヘルペスウイルス1型と2型、水痘・帯状疱疹ウイルスに適します。
適応症としては口唇、性器、角膜ヘルペス、子どもにかかる水ぼうそうと、その後の帯状疱疹となります。

ヘルペスによる発症から5日以内の可能な限り早くからバルトレックスを服用すれば、ウイルスの増殖を最低限に抑えることが可能で、症状を軽減させることができます。
また、ヘルペスウイルスは神経細胞に潜伏して、後に増殖することがあるため完治が難しいのですが、そうした再発予防のために利用されることも多いです。
バラシクロビルにはヘルペスウイルスのDNA鎖の伸長を停止させ複製を阻害するため、体内で増殖する働きを抑える効果があります。
このことから、バルトレックスはヘルペスウイルスに対しての特効薬とも呼ばれており、それ以外の症状には適していません。

ヘルペスに対する治療薬はバルトレックス以外にも存在しますが、吸収効率が良く副作用も少ないのがバルトレックスの特徴です。
ヘルペスに対する治療薬で有名なものにアシクロビルがありますが、吸収効率が悪く1日に5回も飲む必要があったため、非常に手間がかかるばかりか、飲み忘れの問題も多く出ていました。
そこで吸収効率を上げて飲む回数を減らし、さらに副作用を抑えたプロドラッグのバルトレックスが登場し、効率的にヘルペスの治療ができるようになったのです。
症状が出てから飲むのが治療薬ですが、ヘルペスは再発の可能性が高いことから、病院処方で「性器ヘルペスの再発抑制」に適応しています。

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